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院長紹介
院長

馬谷 直樹(うまたに なおき)
ご挨拶
アスレティックス整形外科肩膝スポーツクリニックのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
当院は、2025年秋八尾市に開院予した整形外科です。私は八尾で生まれ、八尾で育ちました。愛着ある八尾に密着した整形外科クリニックとしてみなさまをサポートさせていただきたいと考えております。
私は、今まで三次救急病院などの地域基幹病院、スポーツ診療に特化した整形外科病院、大学病院での勤務歴があり、通常では経験困難なほどの多種多様な診療経験があります。例えば、脊椎脱臼骨折、骨盤骨折、切断指などの外傷、変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症、腱鞘炎などの慢性疾患まで様々な経験があります。専門は肩関節・膝関節・スポーツですが、整形外科全般に対応します。
また、京都大学や地域基幹病院で基礎研究や臨床研究を行ない、その結果を学会発表や論文作成し、学術活動を積極的に行っています。
当院は、最先端の治療を取り入れ、予防医療、診療、リハビリテーション、手術(提携病院)まで提供します。手術実績は約4千件で、関節鏡を中心とした低侵襲手術を得意としています。
当院は「エビデンスに基づいた治療」、「超音波診断装置を駆使した早期診断・早期治療」、「理学療法士による運動療法」に力を入れます。
どんなに些細な症状でも、不安があればお気軽にいらしてください。
経歴
- 2007年3月関西医科大学医学部医学科卒業
- 2007年4月-生長会 ベルランド総合病院 初期研修医・整形外科
- 2010年4月-総合病院 聖隷三方原病院 整形外科
- 2011年10月-日本赤十字社 和歌山医療センター 整形外科
- 2015年4月-順和会 京都下鴨病院 整形外科
- 2018年4月-京都大学 整形外科 肩・膝・スポーツ班
- 2020年4月-関西電力病院 整形外科 肩・膝・スポーツ責任者
- 2025年秋当院開業
資格・所属学会
学会認定専門医
- 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
学会認定医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本整形外科学会認定リハビリテーション医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本肩関節学会
- 日本膝関節学会
- 日本整形外科超音波学会
- 日本整形外科スポーツ学会
業績
原著論文
- 馬谷直樹, 百名克文, 玉置康之, 田中康之, 栗山新一.大腿骨転子部骨折に対するINTERTAN-Nailの使用経験.中部日本整形外科災害外科学会雑誌 2013;56(5):1175-1176.
- 馬谷直樹, 百名克文, 玉置康之, 田中康之. 上腕骨内側上顆骨折に対する手術治療.骨折 2015;37(3)565-567.
- 馬谷直樹, 小林雅彦, 水野泰行, 森大祐, 山下文治.2つの後内側ポータルを用いた後十字靭帯付着部剥離骨折に対する関節鏡視下内固定術の検討.JOSKAS 2017;42(1):146-147.
- 馬谷直樹, 小林雅彦, 水野泰行, 森大祐, 船越登.若年水泳選手の前下方肩関節唇損傷に伴うガングリオンの1例. 肩関節2016;40(2):790-792.
- 馬谷直樹, 森大祐, 小林雅彦, 水野泰行, 船越登. BonyIncreased-offsetリバース型人工肩関節置換術の術後短期成績. 肩関節2017;41(3):837-841.
- 馬谷直樹, 船越登.転位の大きな右第5趾中節骨内側側副靭帯付着部剥離骨折に対して経皮的鋼線刺入固定術で治療した1例.骨折 2018;40(2):567-569.
- 馬谷直樹, 森大祐, 小林雅彦, 水野泰行, 船越登.上腕骨近位端骨折に対するリバース型人工肩関節置換術の治療効果. 肩関節2018;42(3):649-652.
- 馬谷直樹, 森大祐, 新井隆三, 栗山新一, 松田秀一.急性期肩鎖関節脱臼に対する鏡視下一重束烏口鎖骨靱帯再建術の画像所見. 肩関節2019;43(2):419-422.
- Umatani N, Arai R, Kuriyama S, Matsuda S. Anatomical limitations of bicepstenodesis using an interference screw for Asian people: A cadaveric study. JShoulder Elbow Surg Int 2020;4(3):422-426.
- Umatani N, Kuriyama S, Nishitani K, Nakamura S, Ito H, Matsuda S. Femoralbowing affects varus femoral alignment but not patient satisfaction inmechanically aligned total knee arthroplasty. Eur J Orthop Surg Traumatol.published on line: 15 November 2021.https://doi.org/10.1007/s00590-021-03164-0.
- 馬谷直樹, 竹原元司. 上腕二頭筋長頭腱固定術における解剖学的制限. 肩関節2022;46(2):418-422.
- 竹原元司, 馬谷直樹. 肩甲上腕関節まで波及した化膿性肩鎖関節炎の1例. 肩関節2022;46(1):246-249.
- 竹原元司, 馬谷直樹. 上腕二頭筋長頭腱損傷の関節鏡評価. 肩関節2023;47(2):381-384.
- 馬谷直樹. 両側上腕骨頭壊死症に対してステムレス人工骨頭置換術を施行した1例.肩関節 2024;48(1):249-251.
- 馬谷直樹. テープ材付きスクリューアンカーを使用したtranstendinous biceps tenodesisの治療成績. 肩関節 2025
共著論文
- 端里香, 馬谷直樹, 三浦綾乃, 田中瞳, 田中信太郎, 甲斐昌彦, 中内昭平, 島谷昌孝, 和田芳郎, 大島利夫. 慢性咳嗽を初発症状とした大動脈炎症候群の1例. 小児科臨床. 2010;63(2):329-334.
- 小堀かおり, 小堀真, 神里晋, 吉田正弘, 冨永亨, 栗田和宏, 野村和重, 鈴木祥浩, 古舘武士, 藤井貴之, 田中達也, 川口誠司, 奥津弥一郎, 馬谷直樹, 尾藤博信. Ballon kyphoplastyの治療経験. 静岡整形外科医学雑誌. 2011;4(2):117-121.
- 小堀眞, 神里晋, 吉田正弘, 冨永亨, 栗田和宏, 松岡将之, 古舘武士, 藤井貴之, 奥津弥一郎, 村上純一, 馬谷直樹, 田中達也, 吉岡篤志, 小堀かおり. THA成績 新しい人工股関節 Dolphin Hipの開発と短期成績. 日本人工関節学会誌. 2011;41:194-195.
- 村上純一, 小堀眞, 神里晋, 吉田正弘, 富永亨, 栗田和宏, 古舘武士, 松岡将之, 藤井貴之, 田中達也, 馬谷直樹, 奥津弥一郎, 小堀かおり. 90度屈曲強直膝に対し人工関節置換術を行った1例. 東海関節. 2011;3:87-89.
- 井上悟史, 栗山新一, 百名克文, 玉置康之, 田中康之, 川井康嗣, 打越顯, 植田成実, 高山和政, 別當沙織, 馬谷直樹, 丸山征爾, 中村賢司, 古川剛. TKA再置換と拘束性インプラント 人工膝関節全置換術後深部感染に対する再置換術例の検討. 日本人工関節学会誌. 2012;42:203-204.
- 井上悟史, 栗山新一, 百名克文, 玉置康之, 田中康之, 川井康嗣, 打越顯, 別當沙織, 馬谷直樹, 丸山征爾, 中村賢司, 古川剛, 岩井輝修. TKA画像評価 人工膝関節全置換術における大腿骨側面アライメントの大腿骨前方骨切り面への影響. 日本人工関節学会誌. 2013;43:697-698.
- 岩井輝修, 百名克文, 玉置康之, 田中康之, 川井康嗣, 井上悟史, 打越顕, 丸山征爾, 馬谷直樹, 坂口雅彦, 中村賢司, 古川剛, 光澤定己, 仲谷健次. 寛骨臼骨折の観血的骨接合において合併アプローチを行った症例検討. 日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌. 2014;31:87-93.
- 玉置康之, 百名克文, 田中康之, 井上悟史, 川井康嗣, 打越顕, 丸山征爾, 馬谷直樹, 坂口雅彦, 中村賢司, 古川剛, 岩井輝修, 光澤定己, 仲谷健次. 周術期総腓骨神経麻痺 下肢手術での予防と対策. 臨床整形外科. 2014;49(5):411-414.
- 井上悟史, 百名克文, 玉置康之, 田中康之, 川井康嗣, 打越顯, 馬谷直樹, 坂口雅彦, 丸山征爾, 中村賢司, 古川剛, 岩井輝修, 光澤定己, 仲谷健次. UKA 人工膝関節単顆置換術における大腿骨側コンポーネントの回旋設置角度に大腿骨遠位骨切り面外側縁は指標になり得るか. 日本人工関節学会誌. 2014;44:225-226.
- 玉置康之, 百名克文, 田中康之, 川井康嗣, 馬谷直樹, 古川剛. 非転位型大腿骨頸部骨折における後捻の検討. 骨折. 2015;37(1):119-121.
- 水野泰行, 小林雅彦, 船越登, 森大祐, 馬谷直樹. 肩関節垂直脱臼後に上腕二頭筋長頭腱が前下方に嵌頓し、徒手整復不能で鏡視下整復術を行ったきわめて稀な1例. 肩関節. 2016;40(2):746-749.
- 小林雅彦, 水野泰之, 森大祐, 馬谷直樹. 肩甲骨-肩甲下筋間に生じる”Gap sign”は肩甲下筋腱断裂を予測しうる. 肩関節. 2016;40(2):513-517.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. 自家培養軟骨移植(JACC)の手術手技上の工夫と問題点. JOSKAS. 2017;42(1):58-59.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. Lafosse type-I・II肩甲下筋腱断裂の新しい指標である”Gap sign”は腱板修復術後に改善する. JOSKAS. 2017;42(1):20-21.
- 水野泰行, 小林雅彦, 森大祐, 馬谷直樹, 山下文治. 反復性膝蓋骨脱臼に対するMPFL再建術後成績についての検討. JOSKAS. 2017;42(2):328-329.
- 小林雅彦, 水野泰行, 森大祐, 馬谷直樹, 船越登. 肩甲下筋腱断裂の小断裂の新指標である”Gap sign”の腱板修復術後の変化. 肩関節. 2017;41(3):778-782.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. 鏡視下手術時の中関節上腕靱帯の位置を表す”Cruciate Sign”は肩甲下筋腱断裂重症度に相関する. JOSKAS. 2018;43(1):34-35.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 船越登, 森大祐, 木崎一葉, 山下文治. 膝骨軟骨病変に対する自家骨軟骨移植術後のスポーツ復帰. 別冊整形外科. 2018;73:197-199.
- 水野泰行, 小林雅彦, 馬谷直樹, 船越登, 山下文治. 膝離断性骨軟骨炎に対する手術的治療およびスポーツ復帰. 別冊整形外科. 2018;73:191-196.
- 森大祐, 馬谷直樹, 水野泰行, 船越登, 山下文治, 小林雅彦. 胸鎖関節・肩鎖関節・肩関節脱臼に対するスポーツ復帰に向けた予防と治療. 別冊整形外科. 2018;73:113-118.
- 水野泰行, 小林雅彦, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. 骨軟骨移植術の手法を併用した自家培養軟骨移植術(JACC)の2例. JOSKAS. 2018;43(2):324-325.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. 外傷性膝軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植(JACC)の短期成績. JOSKAS. 2018;43(2):322-323.
- 小林雅彦, 水野泰之, 森大祐, 馬谷直樹, 船越登. Cruciate Signは肩甲下筋腱断裂の重症度に相関する. 肩関節. 2018;42(3):728-730.
- 水野泰行, 船越登, 森大祐, 馬谷直樹, 小林雅彦. 外側円板状半月切除後に膝外反変形を伴う軟骨損傷をきたした1例. 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 2018;61(6):1345-1346.
- Mori D, Kida Y, Kizaki K, Umatani N, Funakoshi N, Mizuno Y, Yamashita F, Kobayashi M. Bone healing potential of fascia lata autografts to the humeral head footprint in rotator cuff reconstruction based on magnetic resonance imaging and histologic evaluations. J Shoulder Elbow Surg. 2019;28(7):1363-70.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. “Cruciate Sign”は肩甲下筋腱断裂を示唆する. JOSKAS. 2019;44(1):12-13.
- 小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. 膝軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植(JACC)の短期成績. JOSKAS. 2019;44(2):356-357.
- 水野泰行, 小林雅彦, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. JuggerKnotソフトアンカー使用自家培養軟骨移植術(JACC)後におけるMRI上の変化について. JOSKAS. 2019;44(2):348-349.
- Nishitani K, Kuriyama S, Nakamura S, Umatani N, Ito H, Matsuda S. Excessive flexed position of the femoral component was associated with poor new Knee Society Score after total knee arthroplasty with the Bi-Surface knee prosthesis. Bone Joint J 2020;102-B(6_Supple_A):36-42.
- 坂崎太紀, 新井隆三, 馬谷直樹, 松田秀一. 外傷による反復性肩関節後方脱臼の1例. JOSKAS. 2021;46(3):482-486.
- 曽我聡之, 太田壮一, 井関雅紀, 貝澤幸俊, 馬谷直樹, 舩本知里. 大腿骨頸部骨折に対するHansson pinloc systemの当科における治療成績. 中部日本整形外科災害外科学会雑誌. 2022;65(1):127-128.
- Maeda T, Kuriyama S, Ito T, Umatani N, Nishitani K, Nakamura S, Matsuda S. Preoperative radiographs underdiagnose the severity of lateral femoral and medial trochlear cartilage damage in varus osteoarthritis knees. Mod Rheumatol. 2023 Dec 20:road113. doi: 10.1093/mr/road113. PMID: 38123467.小林雅彦, 水野泰行, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. 膝軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植(JACC)の短期成績. JOSKAS. 2019;44(2):356-357.水野泰行, 小林雅彦, 馬谷直樹, 森大祐, 山下文治. JuggerKnotソフトアンカー使用自家培養軟骨移植術(JACC)後におけるMRI上の変化について. JOSKAS. 2019;44(2):348-349.
- 井上大輔, 畑中將希, 宇多恵一郎, 惠飛須俊彦, 馬谷直樹. 上方関節唇損傷を合併した非外傷性腱板断裂患者の肩関節機能の特徴. 総合理学療法学. 2024;4:47-53.
- Miyasaka J, Arai R, Yoshioka Y, Takuma Y, Umatani N, Nishitani K, Nakamura S, Kuriyama S, Ikeguchi R, Matsuda S. A new method of the dynamic assessment of the supraspinatus using ultrasonography. WFUMB Ultrasound Open 2024 June 1;2:100042.
著書
- スポーツにおけるSLAP損傷および上腕二頭筋長頭腱炎・損傷 「整形外科医のための肩のスポーツ診療のすべて」 日本医事新報社 2021/12
- スポーツにおけるSLAP損傷および上腕二頭筋長頭腱炎・損傷 「肩のスポーツリハビリテーション」 日本医事新報社 2022/2
- テープ材付きscrew anchorを使用した関節鏡視下transtendinous biceps tenodesis. 手術動画 surgical technique. Depuy Synthes (Johnson & Johnson) 2023/3
詳細は、個人ホームページ参照(https://umataninaoki.com/)
スタッフ紹介
理学療法士

石川 大輔
ご挨拶
当院のリハビリテーションは、医師と連携し、症状の改善だけでなく、再発しにくい身体づくりを目指しています。
一人ひとりの身体のクセや動きの特徴を見極め、適切な方法で修正していくことを大切にしています。
私は、『運動は体にとって一番の良薬(Exercise is Medicine)』だと信じています。
ただ動くだけでなく、その方が持つ“本来の動き”を引き出し、痛みのない快適な生活や、再び好きなことに打ち込める身体づくりをサポートしていきます。
スポーツ復帰を目指す方から、日常生活をより快適に送りたいご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々に対応しています。
地域の皆さまが「ここに来てよかった」と感じていただけるよう、寄り添いながら全力でサポートいたします。
資格
- 理学療法士/博士(医学)
- 日本スポーツ協会公認アスレティックストレーナー
趣味
- スポーツ観戦
業績
原著論文
- 石川大輔,土井龍雄,大久保衞,大槻伸吾,徳久貴男.高齢者における全身反応測定方法の検討.関西臨床スポーツ医・科学研究会誌.2003;13:7-8.
- 石川大輔,大槻伸吾,仲田秀臣,佐藤真治,田中史朗,杉本拓也.自在曲線定規を用いた脊柱アライメント及び可動性評価.関西臨床スポーツ医・科学研究会誌.2015;25:27-30.
- Ishikawa D, Yamamoto J, Katsuda H, Shima M. Relationship between psychosocial factors and objective physical function in special needs school staff members suffering from low back pain. Ind Health,2021, Fed 26:59(1):54-62
学会発表
- 『下肢障害を考慮した全身反応時間測定方法の検討』石川大輔, 他:関西臨床スポーツ医・科学研究会(2003)
- 『高齢者における安全な全身反応時間測定方法の検討』石川大輔, 他:日本体力医学会(2003)
- 『仙腸関節由来の疼痛患者に対してアプローチを行なった1症例』石川大輔, 他:日本徒手的理学療法研究会(2010)
- 『ストレッチポールエクササイズが抗重力肢位での肩甲骨・胸腰椎アライメントに与える影響』石川大輔, 他:第46回 日本理学療法学術大会(2010)
- 『ストレッチポールエクササイズが立位胸腰椎アライメントに与える影響』石川大輔, 他:第62回 北海道理学療法士学術大会(2011)
- 『ストレッチポールエクササイズが抗重力位での脊柱リアライメントに与える影響』石川大輔, 他:第47回 日本理学療法学術大会(2012)
- 『ストレッチポールエクササイズが胸椎可動性に与える影響』石川大輔, 他:第48回 日本理学療法大会(2013)
- 『特別養護老人ホームにおける腰痛調査』石川大輔, 他:第22回 日本腰痛学会(2014)
- 『曲線定規を用いた脊柱可動性評価法の有用性について』石川大輔, 他:第29回体力医学会近畿地方会(2014)
- 『曲線定規を用いた脊柱アライメント評価の検者間および検者内信頼性の検討』石川大輔, 他:第25回 関西臨床スポーツ医・科学研究会(2015)
- 『長期的な介護予防教室参加が高齢者の身体機能に与える影響』石川大輔, 他:第29回 日本体力医学会近畿地方会(2016)
- 『特別支援学校職員の腰痛調査 〜身体的特徴を中心に〜』石川大輔, 他:第52回 日本理学療法士学術大会(2017)
- 『高齢者における下肢動的バランステストを用いたロコモ判定の有用性』石川大輔, 他:第61回 日本老年医学会学術集会(2019)
- 『To evaluate the reliability of the Spinal Mouse to assess spinal curvature angle』Ishikawa D, et al:Asian Confederation of Orthopedic Physical Therapy congress(2019)
- 『通いの場に参加する地域高齢者の2年間の身体機能の効果について』石川大輔, 他:第7回 サルコペニア・フレイル学会(2020)
- 『第1腰椎椎体骨折後に局所固定なしで早期運動療法を実施した1症例』石川大輔, 他:第23回 日本骨粗鬆症学会(2021)
- 『就労世代におけるロコモーティブシンドロームと運動習慣との関連』石川大輔, 他:第33回 運動器科学会(2022)
- 『骨粗鬆症性椎体骨折患者における椎体圧潰率の変化がADLやQOLに及ぼす影響』石川大輔, 他:第25回 日本骨粗鬆症学会(2023)
- 『コロナ禍における特別支援学校職員の腰痛実態調査』石川大輔, 他:第6回日本産業理学療法研究会(2023)
- 『特別支援学校教員の腰痛における心理社会的要因と客観的な身体機能との関係について』石川大輔, 他:第63回 近畿産業衛生学会(2023)
- 『重度変形性膝関節症患者に対する運動療法の効果〜Single subject design A B C法を用いて〜』石川大輔, 他:第64回近畿理学療法学術大会(2024)
教育活動
- 大阪社体スポーツ専門学校 非常勤講師 担当科目:スポーツ医学(2018〜)
- 大阪信愛大学 非常勤講師 担当科目:リハビリテーション概論(2024〜)
講師活動
- メディカルフィットネス協会主催 介護予防トレーナー養成講座(2018〜)
- メディカルフィットネス協会主催 フレイル予防のための運動指導セミナー(2022〜)
- メディカルフィットネス協会主催 整形外科術後のリスク管理と運動指導の実践(2024〜)
地域啓発活動
- 公開講座「肩・ヒザ・腰の痛みに負けないカラダづくり」など、地域住民を対象とした健康講座を多数実施(2016〜2023)
介護予防事業
- 羽曳野市介護予防事業「通いの場」企画・運営などを担当(2015〜2024)
理学療法士

出水 精次
ご挨拶
私はこれまで約20年間、スポーツ整形外科病院で勤務し、肩や膝の障害を中心に、野球・バスケットボール・陸上など、さまざまな競技に取り組む方々のリハビリに携わってきました。
また、トレーナーとして現場にも立ち、ケガの予防やパフォーマンス向上を目的としたトレーニング指導にも力を入れています。
私自身も学生時代に野球をしており、肩の痛みや肉離れに悩んだ経験があります。
「いつ治るのか」「なぜ痛いのか」「どこまで練習していいのか」――そんな不安を抱える方に、少しでも安心して前向きに取り組めるよう、適切なサポートをしたいと考えています。
当院では、科学的根拠に基づいた治療を大切にし、ケガからの早期回復はもちろん、「ケガをしにくい身体づくり」や「競技力向上」を目指して、一人ひとりに合わせたリハビリを丁寧に行ってまいります。
資格
- 理学療法士/修士(スポーツ科学)
- 国際認定PNFセラピスト
趣味
- 野球
- スポーツ観戦
- 筋トレ
業績
共著論文
- 稲田竜太,藤井裕一,井上祐貴,谷綾花,佐藤望,花城健太,安浦優佳,荒明拓,森川裕喜,出水精次.前十字靭帯再建術後1年のHop Test回復状況の比較.理学療法科学.2020;35(6):899-903.
- 稲田竜太,井上祐貴,安浦優佳,出水精次. 前十字靭帯再建術後のSingle leg hopの基準値について–性別・年代別の評価-.総合理学療法学.2022;2:25-33.
- Ohmine T, Demizu S, Murakami T, Yoshioka T, Aisu J, Katsuda H, Shimada N. Improvement in Gait Speed Affects Short-term Improvement in Activities of Daily Living in Patients with Moderate and Severe Knee Osteoarthritis. Progress in rehabilitation medicine,2024, 20240002-20240002
学会発表
- 『ベトナム人頸髄損傷患者に対しての在宅復帰支援を通して』出水精次, 他:リハビリテーション・ケア合同研究大会(2009)
- 『鏡視下バンカート修復術後の関節可動域再獲得遅延要因についての検討』出水精次, 他:近畿理学療法学術大会(2013)
- 『前十字靭帯再建術後6ヵ月の競技復帰遅延の要因と術後療法の課題』出水精次, 他:日本整形外科スポーツ医学会(2018)
- 『異なる体幹角度で行うClosed Kinetic Chainエクササイズにおける膝及び股関節伸展モーメントの比較』出水精次, 他:日本臨床スポーツ医学会学術集会(2024)
地域啓発活動
- 公開講座「肩甲骨の動きからみた五十肩の対策」(2015)
トレーナー活動
- 芦屋大学ボクシング部メディカルサポート(2015〜2019)
実績:関西1部リーグ 3連覇
年間優秀選手賞・敢闘賞など受賞 - アマチュアボクサー パーソナル契約(2017〜2020)
実績:日本代表 大学世界選手権大会 準優勝 - プロボクサー パーソナル契約(2022〜2023)
実績:世界ランカー 年間最高試合賞 受賞
理学療法士

島谷 佳佑(しまたに けいすけ)
『 最新エビデンス×情熱で、競技復帰まで伴走する「次世代のアスリートサポーター」』
ご挨拶
「もう一度、思い切りスポーツがしたい」。その想いに応えるため、私はここにいます。
これまで地域の中核病院にて、前十字靭帯再建術後や半月板損傷など、高難度の膝リハビリテーションを数多く担当し、患者様の笑顔に変えてきました。現在は大学院にて野球選手の障害予防(特に腰痛や投球障害)に関する研究にも従事。「臨床こそが研究の源泉」という信念のもと、最新の医学的エビデンスと情熱を融合させ、あなたにとって「最短・最適」なリハビリテーションを提供します。
資格
- 理学療法士
- 福祉住環境コーディネーター2級
趣味
- ジム通い
業績
学会発表
- 2022年 第53回日本人工関節学会「人工膝関節全置換術後における外来リハビリテーションの有無がADL獲得日数に与える影響」
- 2024年 第63回近畿理学療法学術大会「前十字靭帯再建術後6か月の膝関節筋力健患比とスポーツ復帰時期のHop testとの関連についての検討」
- 2025年 第11回スポーツ理学療法学術大会「高校生男子サッカー選手における腰痛とパフォーマンスとの関連–ジャンプ動作に着目して」
理学療法士

髙木 鴻太(たかぎ こうた)
『フィールド仕込みの「行動力」と「判断力」。膝リハビリのスペシャリスト』
ご挨拶
激しい衝突が起こるアメリカンフットボールのフィールドでトレーナーとして培った「瞬時の判断力」と「対応力」が私の武器です。
膝関節の手術件数が豊富な急性期病院で磨き上げた技術に加え、エコー(超音波)を用いた詳細な評価を駆使し、痛みの原因を徹底的に追求します。「周りの状況を見て、考え、即行動する」。この信条のもと、医師や多職種と密に連携し、患者様一人ひとりのライフスタイルや競技特性に合わせた、オーダーメイドのリハビリテーションをお約束します。
資格
- 理学療法士
- 実用英語技能検定2級
- 普通自動車第一種運転免許
趣味
- ジム通い
業績
学会発表
- 2024年 第2回日本膝関節学会「UKA 術後遺残性疼痛を認めた症例の検討」
トレーナー活動
- アメリカンフットボール トレーナー活動
技術顧問(理学療法士)

小野 志操(おの しそう)
『日本の理学療法界を牽引する「指導者」』
ご挨拶
「運動器」と「スポーツ」。この2つの領域で専門理学療法士の資格を持つ、日本でも数少ないスペシャリストとして、当院の技術顧問に就任いたしました。
名門・京都下鴨病院での長年の実績、そして現在は自身の研究所を通じて全国のセラピストを指導する立場から、当院スタッフに最高水準の技術を継承します。難治性の痛みにお悩みの方、競技復帰を目指すトップアスリートの方へ。世界基準のリハビリテーションで「動ける喜び」を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
資格
- 理学療法士(第30272号)
- 専門理学療法士(運動器・スポーツ)
- 修士(健康科学)
- 整形外科リハビリテーション学会 特別上級指導員
趣味
- セラピストへの手技指導
- 講演活動
業績
教育・講師活動
- 株式会社 運動器機能医科学インスティチュート 代表取締役(セラピスト教育・技術指導)
- 滋賀県理学療法士学会準備委(2004~2005)
- 近江理学療法勉強会代表世話人(2004~2010)
- 整形外科リハビリテーション学会評議員(2005~2015)
- 整形外科リハビリテーション学会京滋支部代表世話人(2010~2015)
- 畿央大学非常勤講師(2012)
- 関西肩コラボレーションミーティング世話人(2013)
- 姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会顧問(2014~2015)
- 整形外科リハビリテーション学会理事(2016~)
- 京都橘大学理学療法教育研修センター運営委員(外部委員)(2016〜2018)
- メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー当番世話人 (2017)
- 京都府理学療法士会スポーツ委員会委員(2020〜2022)
- なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニック 顧問(2021〜)
- しばはら整形外科スポーツ関節クリニック APP (2021〜2023)
- 株式会社 運動器機能医科学インスティチュート CEO (2022〜)
- 多根総合病院整形外科付理学療法士(2023〜2024)
- よこい整形外科 健康スポーツクリニック(2025〜)
非常勤理学療法士(投球障害スペシャリスト)

濱田 太朗(はまだ たろう)
『野球強豪校から侍ジャパンU-18まで支えた実績。野球界が信頼する「肩の守護神」』
ご挨拶
「野球強豪校」から「侍ジャパンU-18日本代表」まで。約20年にわたり、日本野球界のトップレベルで選手たちの「肩」と「肘」を守り続けてきました。
数多くのプロ野球選手を輩出してきた現場経験と、大学での教育活動や書籍執筆に裏打ちされた深い知識。これらをすべて注ぎ込み、あなたの痛みに向き合います。「ボールを全力で投げたい」「痛みのない生活を取り戻したい」。その願いを叶えるため、プロフェッショナルなケアを提供します。
資格
- 理学療法士
趣味
- 野球観戦
- ゴルフ
業績
共著論文(著書含む)
- 『やさしいスチューデントシリーズ アスレチックリハビリテーション』(共著、嵯峨野書院、2003年)
- 『投球障害に対するリハビリテーション』(共著、2005年)
- 『アスリートケアマニュアル ストレッチング』(共著・肩関節担当、文光堂、2007年)
- 『アスリートケアマニュアル テーピング』(編集・共著、文光堂、2010年)
- 『臨床実践 肩関節の理学療法』(共著・投球障害肩担当、文光堂、2018年)
学会発表
- 2010年 第22回大阪府理学療法学術大会 シンポジウム「運動器疾患の症例のまとめ方」
- 2012年 第47回日本理学療法学術大会 運動器シンポジウム「投球動作からみた肩関節機能」
- 2018年 第15回肩の運動機能研究会 シンポジスト「スポーツ障害肩の理学療法」
- 2019年 森ノ宮医療大学卒後教育プログラム シンポジスト「投球障害を語る」
- 2020年 第2回高校野球トレーナーサミット シンポジスト
教育活動
- 大阪人間科学大学 非常勤講師(スポーツ傷害学演習、2018年〜現在)
講師活動
- 愛媛県理学療法士協会主催 高校野球メディカルサポート研修会 講師(複数回)
- 広島県理学療法士会主催 スポーツコンディショニング研修会 講師
- 福島県理学療法士協会主催 甲子園でのメディカルサポートの実際 講師
- 静岡県理学療法士会 高校野球サポート部門 講師
トレーナー活動
- 大阪桐蔭高校 硬式野球部 トレーナー(2006年〜現在)
- 第27回 WBSC U-18 ベースボールW杯 日本代表チーム帯同トレーナー(2015年)
- 福井工大福井高校 硬式野球部 トレーナー(2013年〜現在)
- 近大高専高校 硬式野球部 トレーナー(2020年〜2025年)
ドクターズインタビュー:馬谷直樹 院長
アスレティックス整形外科肩膝スポーツクリニックは、2025年秋、院長の地元である八尾市に開院しました。院長の馬谷直樹先生は、ご自身も野球に打ち込み、度重なるケガや7回もの手術、そしてリハビリを乗り越えてきた経験を持つ整形外科医です。スポーツと共に歩んできたからこそ、痛みや不安を抱える患者様の気持ちに深く寄り添い、共に回復を目指します。
「スポーツを続けられる人生は豊かだ」。その信念のもと、専門である肩・膝・スポーツ整形外科領域の高度な知識と技術、そして豊富な臨床経験を活かし、子どもから大人まで、誰もが健康で活動的な人生を送れるよう、地域医療に貢献したいと語る馬谷院長。スポーツドクターを志した原点から、理想のクリニック実現にかける想いまで、詳しくお話を伺いました。
Q1. 整形外科医、特にスポーツドクターを目指された経緯を教えて下さい。
「原点は、高校3年生の夏に経験した膝のケガと手術です。野球一筋だった私にとって、それは大きな挫折でしたが、同時に『スポーツドクターになりたい』という強い目標を与えてくれました。医師になること自体よりも、自分と同じようにケガで苦しむ選手を支えたい、その一心でした。
当時の私は正直、野球ばかりで勉強は二の次(苦笑)。偏差値30台からのスタートで、周囲からは『医学部なんて到底無理だ』と言われました。それでも諦めきれず、親に頼み込んで1年間の浪人生活へ。毎日15時間以上、教科書ガイドを片手に基礎から必死に勉強しました。がむしゃらに努力し、何とか医学部に合格できた時の喜びは今でも忘れられません。合格発表の後の帰りの電車で号泣してしまいました。
大学入学後も野球部でプレーを続けながら、無事に医師国家試験に合格。卒業後は、多くの整形外科症例が集まり、救急医療にも力を入れている総合病院で医師としてのキャリアをスタートさせました。2年間の初期研修では、整形外科はもちろん、内科、外科、救急科など様々な科を回り、医師としての総合力を養いました。特に整形外科を重点的に学んだ半年間は、私の医師としての礎を築く貴重な期間となりました。」
Q2. 若い頃から非常に多くの手術経験を積まれたそうですね。
「幸運なことに、最初に勤務した病院には、技術はもちろん人間的にも素晴らしい指導医の先生がおられました。その先生から、知識や手技だけでなく、『医師としての心構え』や『患者さんとの向き合い方』といった、教科書には載っていない本当に大切なことを、文字通り叩き込んでいただきました。その教えは、今でも私の診療の核となっています。
『早く一人前になりたい』という一心で、指導医の先生にお願いして、朝から晩まで手術室に詰める毎日でした。その結果、半年間で執刀・助手を合わせて200件以上という、通常では考えられないほど多くの手術を経験させていただきました。この時期に徹底的に基礎を学べたことが、今の私に繋がっています。
その後、指導医の先生の勧めもあり、さらなる経験を求めて静岡の三次救急病院へ移りました。年間2000件以上の手術が行われ、ドクターヘリも運用されるような病院で、脊椎、人工関節、関節鏡、手の外科など、あらゆる分野の重症外傷や難症例を昼夜問わず担当しました。まさに『寝る間も惜しんで』という状況でしたが、どんな症例にも冷静かつ迅速に対応できる力が身についていくのを実感しました。当時はそれが当たり前だと思っていましたが、今振り返ると、医師としての胆力を鍛えられた、非常に濃密な時間でしたね。ただ、一度体調を崩したことを機に、関西へ戻ることを決意しました。」
Q3. 関西に戻られてからのご経歴と、専門性を深められた過程について教えて下さい。
「和歌山の地域中核病院でも、引き続き多忙な日々を送りながら、整形外科医としての幅を広げました。同時に、少しずつ時間的な余裕も生まれてきたため、本来の目標であったスポーツ整形外科の勉強会や学会へ積極的に参加し、専門知識のアップデートに努めました。
そして、肩・膝・スポーツ分野の専門性をさらに高めるため、関節鏡手術で有名な京都市内の専門病院へ移りました。ここでは年間約700件もの関節鏡手術が行われており、肩関節、膝関節を中心に、トップアスリートから一般の方まで、数多くのスポーツ関連疾患の診断・治療・手術に携わることができました。この3年間で、専門医としての揺るぎない自信を得ることができました。
臨床経験を積む一方で、学術的な視点の必要性も痛感していました。そこで、京都大学の整形外科教室でお世話になり、2年間、医学研究に没頭する機会をいただきました。献体を用いた基礎研究や臨床研究に取り組み、その成果を国内外の学会で発表し、英語論文として発表することもできました。臨床とはまた違う大変さがありましたが、エビデンスに基づいた医療を提供するための重要な視点を養うことができました。
その後、地元大阪の関西電力病院に移り、これまでの経験で培った臨床能力と研究で得た学術的視点を融合させながら、肩・膝・スポーツ分野の責任者として診療にあたってきました。
Q4. そして、今回、地元・八尾市での開院を決意された理由をお聞かせください。
京都大学での研究生活を経て、久しぶりに関西電力病院で大阪での診療に戻った際、改めて生まれ育った八尾という街の温かさ、居心地の良さを実感しました。そして、『この愛着ある地元・八尾の医療に貢献したい』という想いが日増しに強くなっていったのです。
これまでの総合病院での経験を通して、外来での丁寧な診察や、継続的なリハビリテーションの重要性を痛感してきました。特に、私の専門とする肩・膝・スポーツ疾患の患者様は、手術だけでなく、保存療法やリハビリが治療の中心となるケースも少なくありません。しかし、大きな病院では、どうしても一人ひとりの患者様と向き合う時間に限りがあり、十分な時間をかけた診療やリハビリを提供することが難しい側面もありました。
また、得意とする関節鏡手術は低侵襲で早期退院が可能ですが、その後のパフォーマンス回復には、質の高いリハビリテーションが不可欠です。
『外来診療にしっかりと時間をかけ、診断から治療、そして最も重要ともいえるリハビリテーションまで、一貫して質の高い医療を提供したい』。そして、『これまで培ってきた知識と技術を、地元八尾の皆様のために最大限活かしたい』。その想いを実現する場所として、自らクリニックを開業するという決断に至りました。」
ご来院を検討されている患者さまへ
「当院は2025年秋、八尾市北久宝寺に開院いたしました。目指すのは、地域の皆様にとって、どんな些細な痛みや不安でも、『まずはあそこに行ってみよう』と思っていただける、身近で頼れるクリニックです。患者様との対話を何よりも大切にし、お一人おひとりの症状だけでなく、その背景にある生活やお気持ちにも寄り添った、温かい診療を心がけてまいります。
肩が痛くて腕が上がらない、膝が痛くて歩くのが辛い、スポーツでケガをしてしまった、腰や首の痛みがなかなか治らない、骨の健康が心配…など、運動器に関するお悩みがあれば、どんなことでも遠慮なくご相談ください。
院内は、広々としたリハビリテーション室をはじめ、最新の医療機器を揃えるだけでなく、誰もが安心してリラックスできる空間づくりにもこだわりました。私自身が生まれ育ったこの八尾の地で、皆様が痛みから解放され、健康で活動的な毎日を取り戻せるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。皆様にお会いできる日を、心より楽しみにしております。」





